カーニバルは何日続くか

地球の衛星である月の満ち欠けによって毎年日付が変わる、キリスト教祝日の最大のものは復活祭であるが、それと連動するカーニバルは、2014年は3月初めにあたる。

ブラジルのカレンダーを見ると、赤くなっているのは通常火曜日だけで、今年のカレンダーだと欄外に3月4日-Carnavalと注釈してある。
カレンダーによっては、欄外注釈だけあって、月曜日も火曜日も水曜日も全部黒字印刷、つまり平常日のものもある。

しかしカーニバルはある1日だけでなく、週末の土曜日(あるいはその前夜)に始まり、火曜日に終了する期間とするのが一般的だ。
カーニバルが国定祝日(feriado nacional)ではなく、任意休日であり、働くか休むかは職種や職場によって裁量されるものである。
例えば通常月曜から金曜営業の銀行業は、月曜火曜は営業せず、灰の水曜日は午後3時間だけ開店となっている。
他業界では、2日半休むところだけでなく、月曜か火曜のどちらかだけを休むところも多い。

世界的に有名なリオデジャネイロのカーニバルは、日曜日と月曜日の夜、徹夜でパレードがあり、テレビ中継される。
後発であるが負けず劣らず豪華なサンパウロのカーニバルは、その直前の金曜日と土曜日の夜に、リオ同様テレビ中継がある。
月曜日にテレビをつけると、”segunda-feira de carnaval”と言い、火曜日は、”terça-feira de carnaval”である。

つまりカーニバルは、3月1日土曜日、3月2日日曜日、3月3日月曜日、3月2日火曜日と続いてから、3月5日が灰の水曜日、つまり四旬節第1日となる。
四旬節は、信徒にとって贖罪と祈りの期間であり、復活祭まで続く。

ブラジル北東部は、他の地方よりお祭りが好きなのか、バイア州やペルナンブコ州などはカーニバル通常期間のかなり以前から始まり、四旬節に入ってもカーニバルをやめないところが多い。
「カーニバルは4日間」という、人口集中地であるブラジル南東部の常識が通用しない、すごい場所である。
もちろん地元民が遊びたいだけでなく、南東部のカーニバルとは全く異なる音楽と踊りと参加形態、つまり見せられるショーより踊りに参加する要素が大きいのが売り物であるので、他の地方から観光客を呼ぶ観光産業振興も理由の1つになっていると思う。
でも銀行・商店・公共機関などの営業日は南東部と同一、そうでなければ産業が成り立たない。
キリギリスのように夏中歌って踊っているだけではない、はずである。

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