マイクロソフト、ブラジル夏時間を1ヶ月前予告

O Horário de verão entra em vigor no dia 20/10/2013. Prepare-se!‏
Microsoft Brasil (microsoft@e-mail.microsoft.com)

ということで、ブラジルサマー・タイム入りのちょうど30日前に、マイクロソフトは予告メールを発した。

Decreto nº 6.558 de 8 de setembro de 2008, 2008年9月8日第6,558号政令の定めるところにより、2013年10月20日午前0時にブラジル夏時間が開始し、2014年2月15日に終了する。
夏時間実施州は、リオ・グランデ・ド・スル Rio Grande do Sul, サンタ・カタリーナ Santa Catarina, パラナ Paraná, サン・パウロ São Paulo, リオ・デ・ジャネイロ Rio de Janeiro, エスピリト・サント Espírito Santo, ミナス・ジェライス Minas Gerais, ゴイアス Goiás, マット・グロッソ Mato Grosso, マット・グロッソ・ド・スル Mato Grosso do Sul, トカンチンス Tocantins 及び連邦区 Distrito Federalである。

2013年8月に配布した累積的更新に夏時間関連が含まれているので、Windows XP/2003より新しいバージョンでは容易に移行できるようになっている。

手順

問題が解決できない場合には、(いれば)システム責任者か、直接マイクロソフトのサポートにメールか電話で問い合わせる。

  • サンパウロ大都市圏は(11) 4706-0900
  • その他の地方からは0800 761 7454(ブラジルで0800 “zero oitocentos” は無料電話のプレフィックス)

上のサイトなど参考にせずズバッと要約してしまうと、ここ近年の例で見て、タイムゾーンの都市選択が正しければ、夏時間移行は自動的に行われる。

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「あんたは間抜け」ではない

ポルトガル語でanta、読みは「アンタ」、もちろんこれはあなたという意味ではない。
動物のバク(獏)である。
日本では獏は夢を食べる動物、なんか神秘的な風格を持つ、謎めいた動物ととらえられている。
しかしブラジルで「アンタはアンタ」といったら、話し相手を馬鹿にしていることになる。
どういうわけか、antaは間抜けの代名詞なのである。

http://g1.globo.com/jornal-hoje/videos/t/edicoes/v/zoologicos-de-seis-estados-brasileiros-lancam-campanha-para-resgatar-a-dignidade-das-antas/2824421/
ブラジルの6つの州の動物園が共同で、アンタの名誉回復キャンペーンを始めた。

研究者はどうして気の毒なアンタが「知能が足りない」代名詞になったのか、未だに解明していない。
一説には、ブラジルにやって来たポルトガル人が、アンタの家畜化を試みたが成功しなかったからだという。
別説では、アンタは驚くと頭を下げて走り、前の障害物などに注意しない習性からきたと説く。
ダチョウが馬鹿(それとも臆病?)と言われるのと似た理由だ。

アンタは、中南米に3種、Anta Centro-Americana(中米アンタ), Anta da Montanha(山アンタ), Anta Brasileira(ブラジルアンタ)、アジアに一種、Anta Asiática(アジアアンタ)の4種が存在するのだが、ブラジル以外で「アンタは馬鹿」という不名誉を被るところはない。
動物学者によると、アンタは、「(知能は)ほかの動物以上でも以下でもない」。
馬鹿ではないが、とりわけ賢いわけでもないのか。

研究者はこの被差別動物の生態学上の地位を説明する。
アンタは果実を主に食べ、(その外見に似ず)数キロメートルの移動をする。
ここで食べた果実の種をずっと遠くへ蒔く、「森林の庭師」なのだ。

アマゾナス 略称AM、パラ PA、バイア BA、サンパウロ SP、パラナ PR、サンタ・カタリーナ SCの6州にある20の動物園は共同で、Minha Amiga Uma Anta「私の友達アンタ」という児童用小冊子をつくり、アンタの名誉回復のキャンペーンを企画した。

インタビューが傑作だ。
レポーター:A anta é uma anta, não? 「アンタはアンタですか?」
(質問が誘導っぽいぞ)

10歳の女の子:Não não, ela é uma anta, né? mas ela não é burra assim. Ela é inteligente, né? A gente pensava errado.「いいえ、アンタはアンタだけどブッハではないよ。頭がいいんだよ。私たち考え違いしていたのよ。」

アンタと並ぶもう一つの間抜け動物の代表、ロバ(burra)ではないと答えているが、そうなるとロバは馬鹿なんだ。
笑ってしまった。
そのうちにどこかで、ロバの名誉回復キャンペーンが始まりそうだ。

土曜日の昼のニュースがアンタとブッハということは、まあ平穏な週末ということだ。
アンタにはテーマ曲もあるではないか。
「あんたのバラード」という歌があったことを思い出し、久しぶりに聞いた。
日本ではよく言ったものだ。
「アンタはエライ」

めばちこになりたくなかったら妊婦を避ける

ものもらいができた。
正式には麦粒腫である。
関西で言う、めばちことか言う呼び方は、関東人からみると新鮮でかわいらしく映る。

ポルトガル語では何と言うか?
terçol(テルソル)と書いてある。
しかし、俗称がおもしろい。
bonitinho (dos olhos)と言うそうである。
ブラジルの一部の地方でそう呼ばれるらしい。
(目の)かわいいやつ、という意味だろうか。
「めばちこ」も可愛らしいが、bonitinhoは一種の反語なのか。

それにまつわる俗話がまた不思議である。

あなたが何かおいしそうなものを食べているところを想像してもらいたい。
たとえば、暑い日に公園のベンチで、アイスクリームなどを味わっているといったところだ。
そのとき、その前を妊婦が通りかかって、彼女が「おいしそうだ、私も食べたい」と思ったら、すかさずその食べ物を「食べませんか」とすすめなければならない。
妊婦は当然女性であるが、アイスクリームを食べているあなたは、妊婦の家族・友人だろうが赤の他人だろうが、女だろうと男だろうと関係ない。
妊婦さんが「食べたいな」と思ったのに、あなたがその食べ物をあげなかったら、あなたはその報いにbonitinhoつまりものもらいを貰ってしまう、というのだ。

どうしてこんな言い伝えがあるのかわからない。
妊娠している女性は栄養を取る必要があるので、食欲を満たしてあげなければならないという教えなのだろうか。
あるいは、妊娠している女性の食欲は限りないので、食欲をそそるまねはするなという教訓なのだろうか。

しかし面倒である。
ものもらいをもらいたくなかったら、目の前を通るすべてのお腹の大きい女性に、「どうですか、食べませんか?」を声をかけなければならない。
声をかけなければ、妊娠している女性が食べたいと思ったかどうか、確認するすべがないからだ。
そうしなければ目が腫れるはめになる。
それが嫌だったら、おいしいものを食べるときは隠れて食べなければならないが、家族の女性が妊娠している場合に隠れるのは、これまた厄介である。