受難劇で起きたユダ役俳優の災難

明日4月8日は2012年の復活祭日曜日、昨日金曜日に十字架にかけられたイエス・キリストがよみがえった日である。

現代の聖土曜日(sábado santoあるいはsábado de Aleluia)、つまり、過ぎた今日は、前日まで肉食を断ってきた人々が久しぶりに肉にありつけるとあって、静けさにあふれた祭日であった受難金曜日から一夜明けると、街中がそわそわした賑やかさに包まれていた。
近所の家から焼肉(churrasco)の、炭と肉の匂いが漂ってくる。
そんな日に目にしたニュースだ。

カトリック主流のブラジルでは、聖週間に各地でキリスト受難劇が催される。
規模の大きさで有名なのが、ペルナンブコ州ブレジョ・ダ・マドレ・デ・デウス(Brejo da Madre de Deus – PE)は、地区全体がエルサレムを模した屋外舞台装置になっていて、俳優・スタッフ千五百人の大仕掛けな受難劇が行われ、一夜一万人もの観客を集める。

サンパウロ州イタラレ(Itararé)で、昨日受難金曜日のできごとだった。
受難劇の俳優が、誤って首が絞まって重体になるという事故があった。

俳優Thiago Klimeck氏は、小道具の縄の結び目を誤って自分の首にかけ絞めて飛び降りてしまった。
彼はイスカリオテのユダを演じていた。

俳優チアゴは、石のように静止する場面だったが、4分間目を覚まさなかった。
他の俳優たちは全く気づかなかった。
というのも、死んだふりをする場面だったからだ。

救急隊に救われたチアゴはすぐに入院したが、容態は重体のままで、土曜日の朝より大きな病院に移送された。
主を売り渡した自分の行いを恥じた、イスカリオテのユダは、確か土曜日に命を断つことになっていた。
俳優チアゴには、ユダの後を追わずに、無事助かってほしいものだ。

(http://estadao.br.msn.com/ultimas-noticias/ator-se-enforca-acidentalmente-em-encena%C3%A7%C3%A3o-da-paix%C3%A3oから)

2012年4月23日追加

http://ultimosegundo.ig.com.br/brasil/sp/2012-04-23/corpo-de-ator-que-interpretou-judas-sera-enterrado-nesta-tarde-e.html
によると、俳優チアゴは17日間の意識不明の後、4月22日に死亡した。
R.I.P.

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