金髪女性ギャング団の跋扈

「金髪女性ギャング団(gangue das loiras)容疑者がサンパウロで捕まる」
金髪女性ギャング団って何だ?
わけのわからない見出しにひかれて開いた記事だ。

サンパウロの民事警察(Polícia Civil)誘拐対策第3分署がパラナ州警察の協力を得て、3月9日に金髪女性Carina Vendramini(25歳)を犯罪団の一味である疑いで逮捕した。
この犯罪団は2008年からサンパウロ、リオデジャネイロで住宅・コンドミニアム強盗や、電撃誘拐(sequestro relâmpago)を働いてきた。
一味は男一人と6人の女性(一人は身元不詳)で構成され、ショッピングセンターや駐車場で女性やお年寄りを対象に電撃誘拐を続けてきた。
その件数は50を超す。
6人の女性のうち5人は金髪で、常にこぎれいな身なりで、中上流の女性に見えたという。

電撃誘拐という言葉であるが、数時間から何日もわたる長期間、被害者を拘束して家族に身代金を要求する普通の誘拐に対して、例えば銀行から出て来る被害者を襲い、長くて数時間の間拘束して、その短時間で奪ったキャッシュカードやクレジットカードと暗証番号を使い、現金引出しや商品購入を行う犯罪行為をさす。

盗んだクレジットカードで買い物をする犯人が、商店の防犯カメラに撮されていたが、一味が狙う被害者は彼女ら自身と姿が似た、若いきれいな中流以上の女性だったうえに、一味の女性は感じがよく、会話がうまく、店員に好印象を与えたので、奪ったカードで買い物をするときに店員は何の疑いもいだかなかったという。

(iG São Paulo | 20/03/2012 08:00
http://ultimosegundo.ig.com.br/brasil/sp/policia-prende-supeita-de-integrar-gangue-das-loiras-em-sao-paul/n1597700996070.html)

一味の首領格の夫婦が逮捕された。

サンパウロ警察は、この2ヶ月間ずっとこの夫婦を追い続けていた。
変装してブラジル北東(nordeste)地方へ逃亡する直前だった。
ただ一人の男性であるWagner Oliveira Gonçalvesと、その妻Monique Awokiである。
モニキは金髪女性ギャング団の女性6人の中で、唯一黒髪の女性だ。
その苗字から見ると日系のようである。
こんなところで日系が目立っても困るのだが。

(サンパウロ警察は金髪女性ギャング団の首領を逮捕 – Globo Jornal Nacional Edição 22 de março de 2012 及び
金髪ギャング団-4人は未だ捕まらず http://www.band.com.br/noticias/cidades/noticia/?id=100000493185を参考)

ここからは与太話だ。

ブラジルには金髪女は頭が空っぽという俗説がある。
どこからこの俗説が出てきたのかは知らない。
地方によって肌の色、髪の色の分布は大きく異なるのだが、染め上げた金髪はいくらでもあるけれど、地のきれいな金髪はなかなか無いものだ。
そこでなかばヤッカミで俗説ができたのではないか、と聞いたことがあるが、これも俗信かもしれない。

しかしここでこのニュースだ。
ただ一人の男性と日系らしい女性が、他の5人の金髪女性を実行犯として犯罪をやらせていたような構図が浮かび上がる。

やはり金髪女性はオツムが少々弱いのだと誰かが言い出しそうだ。

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