ブラジル人注目の裁判は女性の戦い

2008年10月に起きた事件は全ブラジルの耳目を集めた。
エロア・クリスチーナ・ピメンテル(Eloá Cristina Pimentel)さんが、元恋人リンデンベルグ・アルベス(Lindemberg Alves)に5日間監禁された末、射殺された。
この裁判が大サンパウロ都市圏のサント・アンドレ(Santo André)裁判所で現在進行中だ。

当時事件の現場から全国にテレビ中継されたから、リンデンベルグが犯人であることは誰でも知っている。
裁判で争われるのは刑の重さだ。
法律のことはよくわからないが、計画的殺人と熱情による衝動的殺人では、刑の軽重の差が大きいそうだ。
当然検察は計画的殺人であると主張し、弁護側は止むに止まれずの熱情による事故だと主張する。

リンデンベルグは3年間沈黙を守り、法廷で初めて自分の意見を発するというので注目されている。
判決は7人の陪審と一人の判事によって行われる。

判事 juíza = Milena Dias
検察 promotora = Daniela Hashimoto
被告弁護士 advogada de defesa = Ana Lúcia Assad

juíza, promotora, advogadaと全部女性形であることに注意、ラテン系の名前に慣れている人なら、名前を見たらわかるだろう。
ミレーナ、ダニエラ、アナ・ルシアと、判事・検察・弁護士とも全員女性である。
検察のダニエラ・ハシモト氏は日系の女性だ。

確か連邦最高裁判所(Supremo Tribunal Federal)大法廷の判事(行政の大臣と同じくministroと呼ばれる-つまり同格ということだろう)に女性が2人いたはずだ、と調べてみたら、11人中の2人だった。
Cármen Lúcia Antunes Rocha氏とRosa Maria Weber Candiota da Rosa氏の2名である。

なお、日本の最高裁判所判事も、現在の15名中2名が女性である。

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