ヘタレ腰抜け船長はイタリアの海の男の面目をつぶす

2012年1月13日金曜日深夜、地中海イタリア沿岸でのCosta Concordia号の座礁転覆海難事故であるが、ブラジル人も多数搭乗していたため、ブラジルのテレビニュースでも報道スペースは大きい。
現地の座標は、42°21’56.48″N – 10°55’16.35″Eである。

コスタ・コンコルジア(Costa Concordia)丸は乗員約1千名を含む4千2百人を乗せていたのだが、今回の事故で一番興味深いのが、乗客乗員の安全から航海中のすべての責任を預かるはずである船長の行動だ。

特に、当初は「最後まで船に残った」と主張していたFrancesco Schettino船長(フランチェスコ・スケッティーノと、名前は「助っ人」みたく格好いいのであるが)とGregorio De Falco(グレゴリオ・ジ・ファルコとこちらも格好いい)沿岸警備隊長との会話は、言い逃れようとするヘタレ船長と、帰船して乗客救助するよう怒りながら彼に命ずる隊長との生々しいやりとりだ。
ポルトガル語字幕付きの肉声で何度も放映されたので、イタリア語の決まり文句は頭に残っている。

すでにTシャツにまでなっている決まり文句は、
(it.) Vada a bordo, CAZZO!

Google Tradutorで訳すと、
(en.) Go on board, FUCK!
(po.) Ir a bordo, FODA! テレビでは Vá a bordo と訳していた(cazzoは訳さず)。
(Googleの日本語訳は変なのでのせない。)
カッツオとは罵り言葉のようだ。

cazzoは男性器のことを指すそうだ。
この意味を尊重すると、この文句の訳は、
(po.) Vá a bordo, CARALHO!
とするのがよさそうである。
イタリア語とポルトガル語はかなり似ている。

この恥さらし船長はTitanicの映画を見なかったのだろうか。
映画でのタイタニックの船長は、事故に対して全く無能だったが、船橋に最後まで残って自分の運命を船と共にする心意気というか、矜持というか、恥だけは持っていた。

乗客救助を放り出して救命ボートで早くも上陸したSchettino船長の行動には、感心できるものは一つもない。
レストランで食事を注文したとか、タクシーで自宅に帰ろうとしたとかである。
最新の報道では事故の前、ブリッジに女性がいたとか言われている。

イタリアは周りを海に囲まれ、島も多く、ローマの昔から海運が発達しているという印象を持っている。
しかし今回、Gregorio氏だけでなく、イタリア中の海の男が悔しさに泣いているのではないか。

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